桜木花道が部を引っ張るスゴイ選手になる前に終わってしまった事にモヤモヤ【スラムダンク】
※スラムダンクに対するバッシングとも取れるコメントを含みますのでスラムダンクのあの物語が大好き!な人は不快に思われるかもしれませんので回れ右でお願い致します!
※誤字脱字・支離滅裂・文章能力の無さは温かい目で見ていただければと思います!
※私はとにかく初期花道好きで、そんな初期花道好きの視点でのスラムダンク感想となります!
スラムダンクって主人公・桜木花道のバスケにおける見せどころが意外と少なく
「計り知れない才能を予感させるものはあるものの今はまだ発展途上で、今後に期待できる男」
という印象で終わった感がありませんか?
私は桜木花道が大好き!LOVE!なのでそこにモヤモヤするのですが
皆さんはそこにモヤモヤを感じられた事はないでしょうか??
主人公・桜木花道は連載スタート当初、バスケはボールを持ったまま走っちゃいけないというルールすら知らないバスケ初心者だったため
最初はミスをしたりするのはもちろん納得です。
作中では4月から物語がスタートし、インターハイが終わった9月で物語が終了しているためたったの6か月程度で
バスケのルールすら知らない初心者がエース級に活躍しちゃうというのは現実にはあり得ない事でしょう。
現実にはあり得ない事でしょうが
ですがスラムダンクはマンガ・アニメなので
そこは飛躍して描くことは可能だったのになぁと花道ファン的には思ってしまいます。
「スラムダンク」という作品名なので
てっきりスラムダンクが主人公の代名詞的得意技となり、
がんがんスラムダンクを決めちゃうとか(笑)
元々花道はケンカはめちゃくちゃ強い設定で
腕力などは化け物級なので
そういった設定がバスケに活き
ガンガンシュートを決めてしまう選手になるのかなぁと想定してしまいました。
もちろん花道の元々の運動神経によってリバウンドはスゴいという描写はあるのですが
バスケというスポーツに全く詳しくない素人の私の目からすると
「リバウンドがスゴイ」だけでは主人公感に欠ける・・・
サブキャラの設定感がどうしても否めないように映ってしまいます・・・。
スラムダンクは主人公・花道だけを目立たせる作品ではなく、赤木であったり三井であったり宮城であったり流川であったり、全員がそれぞれの持ち味を出して協力して勝利をもぎ取るというのが大きな魅力なのであり
多くの人がそこに共感し、不朽の名作となったのでしょうが
とにかく私は花道好きなので(笑)
「花道のカッコい場面を~!」とどうしても思ってしまうのです。
思うに花道は女子人気を狙っていないのかなぁ??とは常々感じています。
女子ファンがいかにも好きそ~~な、前髪垂らしててニヒルでクールな優男で、ガンガンシュートを決めちゃうキャラは流川が担っていますので
花道は
「素人ながらもひるむ事なく一生懸命自分のできる事をやる」
「素人なのにいつも自信満々な態度で・・・だけど口だけじゃなくてどこか期待を感じさせる男・・・」
そういった感じにしたほうが
男性ファンから見て勇気をもらえたり、「自分も頑張ろう!」と思えるのかもしれません。
だけど花道ファンの女である私からすると・・・(笑)
流川ばっかりいいところを魅せられ
花道は「くそ~!流川め~!」と悔しがってる場面ばかり・・・
そこにモヤモヤ・・・(笑)
花道というキャラはおバカな事をしたり、周りが想像もつかないマネできないとんでもない失態を犯しちゃうサマが面白く
だけど失態ばっかなのになぜか相手選手や観客たちをワクワクさせてしまうような
不思議な魅力を持っている・・・
そういった花道の描写が非常に面白く惹きつけられるのが「スラムダンク」という作品だという事はもちろん分かっていますし
そういった花道の不思議な魅力は私も好きなのですが
モヤモヤする原因の一つとしてアニメのOP・EDの期待感もあったと思います。
OP「君を好きだと叫びたい」では
花道が試合で豪快にめちゃくちゃカッコよくスラムダンクを決める描写があります。
ED「あなただけ見つめてる」では
花道が流川と対等に試合でやりやっているようなシーンや
最後にスラムダンクを決めようとしているような描写があります。
このOP・EDの描写を見て私は
「花道はこんなカッコよく成長して活躍してくれるんだ!!」「アニメの中でこんな花道がこれから試合シーンで見れるんだ!」と期待してしまったわけです。
ちょっと過大広告?(笑)
それでもあのOP、EDの描写は神がかって素晴らしくて大好きですが(笑)
また、黒子のバスケの影響もあると思います。
黒子のバスケでは超人的な必殺技が出てきたり
ガンガンシュートを決めたりするのが当たり前な世界観で
黒子と合わせて主人公の一人と言える火神大我がとにかく
抜きんでてスゴく
エースとしてチームを勝利に導いてる感があるので
その感覚でスラムダンクも主人公がめきめき成長していって
ガンガンシュートを決め、
チームを勝利に導くというご都合設定(笑)を
勝手に期待してしまいました。
今言った「ご都合設定」というのは
平成中期以降のスポーツ漫画にありがちなもので
いわゆる現実離れした「ザ・アニメ!」っていう派手な演出のほうが
簡単にファンを「おー!」と思わせることができ、楽なのでしょうが
それはある意味「薄っぺらい」演出で
スラムダンクは「ご都合設定」で薄っぺらく演出するのではなく
現実味がある中でファンを「おー!」と思わせる骨太なやり方・・・
という事なのでしょうが・・・
なんせ私は最初に勝手に「花道がすごいバンバンシュートを決めてカッコいい選手になっちゃうんだ!」と期待して夢見ちゃったため
自分が想像した展開とは違う展開だったことにモヤモヤ・・・なワケです。
私の「モヤモヤ」の原因は
スラムダンクが半ばで終わったこともあるかもしれません。
噂によるとスラムダンクは編集部の間ではもっと続きを描いて欲しいと思っていたそうで
ですが作者が「山王戦以上のものは自分には描けない」と判断したため
インターハイまでで連載が終了したそうです。
ただ作者の中でもインターハイ後の構想もあるにはあったとか・・・。
これは私の想像ですが
連載がスタートした当初はインターハイ後、花道がもっとバスケの練習をして成長する姿まで描く予想をぼんやりとしていたんじゃないのかなと思います。
ただ、県大会やインターハイのところに思った以上に時間がかかり、そうこうしている間に作者にインターハイ後を描く力がなくなってしまった・・・。
スラムダンクの最初、流川が初登場した時に
「これがのちに終生のライバルと言われた2人の出会いである」というナレーションが入ると思います。
この場面を見るたびいつも思うのですが
結局、花道はまだ流川とライバルと言えるまではバスケスキルにおいては上達しなかったと思うんです。
きっと本来は花道が流川と互角くらいまでバスケスキルが上達し
2人が試合をすれば「あの2人、どっちが勝つんだ?!」と周りも勝敗が分からないほど互角な感じになる・・・
そこまで描く予定だったからこその「これがのちに終生のライバルと言われた2人の出会いである」というナレーションだったのかなぁと。
もちろん、花道と流川は体格的にほぼ同じ、身体能力的にもほぼ互角で、単純に流川のほうがバスケに出会うのが早かっただけ。
今後花道がバスケを続けていけば流川と互角の選手になる・・・そんな期待感は作中でもありますし
別に互角の選手になる姿を描く予定だったんじゃなくて、
ただそういう期待感を匂わせたかっただけのためのナレーションだったと言われれば
それまでなのですが・・・。
ですがスラムダンクの序盤を見ていると
晴子が「きっと桜木くんはスゴい選手になる!」と言ったり
小暮が「いつか桜木が部を引っ張って行ってくれたら」と言ったり
そういったやたら「花道がスゴい選手になる感」を強調していた感じがあったと思います。
それだけ「スゴい選手感」を強調したからには「スゴい選手になった」ところまで描かないとなんだか途中で終わってしまった感が否めないわけで・・・
私のその感性はおかしいでしょうか??
結果として湘北はインターハイで全国制覇を成し遂げ、
最後はあの流川が花道にパスをして決めるという展開で試合が終了したため
そこにファンは感動し、満足を覚えたのかもしれないですが
「花道がスゴイ選手になって部を引っ張る」という事を強調していた序盤を考えてみると、
私はどこか不満を感じてしまいます・・・。
「素人にしては成長速度がすごい早い」
「自分のやれる事を全力でやっている」
「リバウンドがすごい」
「今でこれだったらこれからスゴイ選手になる」
だけではモヤモヤするのはおかしいでしょうか・・・??
花道が好きなだけにそんな風に思ってしまいました。